ラフ族
強風を避けるために山の谷間に作られたラフ族の家々は、竹から作られた高床式が特徴で、大家族が住めるよう大きく、広々しています。
家を包み込むよう作られたひさしの深い茅草の屋根は、雨と山の強い陽射しを防いでいます。
彼らは、釘を一切使用せず、ナイフと竹、茅草だけで家を作ります。
家の正面には、家から張り出したベランダのようなものがあり、家人が休んだり、お客を迎えたりするための村人の憩いのスペースとなっています。
家の中には、木の枠と土を踏み固めて作った正方形のかまどがあり、かまどの上の天井は煤で真っ黒になっています。しかしこれは、白蟻やネズミが家の中に侵入することを防ぎ、家を丈夫にする働きがあります。そのため、かまどの上には、虫やネズミが好むトウモロコシや野菜の種、肉が吊り下げてあります。
家の奥には、台所と別に分かれた寝室があり、ここには家族がまとまって寝ています。
ラフ族は、プライドが高く警戒心が強いため、外部者をあまり受け入れません。お客とラフ族の家族が揃って食卓を囲むことができた時、それは家族がお客に対して心を許した証拠です。
自然資源を上手に使いこなすラフ族は、町に出て働くことを嫌い、自然に依存し自然と調和した生活を送っています。 |